トヨタ・コロナの影響で製造停滞中の理由とは?
- 2021.10.20
7月28日の日本経済新聞には
トヨタ自動車は、ベトナムと愛知県にある2つの工場
合わせて3拠点での生産を、一時的に停止することを発表したという記事がありました。
東南アジアのウィルスの流行が深刻化しているようですね。
このニュースが報じられる前には
タイでも全3工場が生産停止しています。
電装部品同士をつなぐ「ワイヤーハーネス(組み電線)」を調達している工場で
集団感染が発生し、一時的な閉鎖命令が出されたところでした。
いっぽうの、国内で製造が停止される工場は
愛知県田原市にある田原工場と
同県豊田市にあるトヨタ車体吉原工場のふたつです。
全部で約8000台の減産につながることが分かっていますが
おもに、高級ブランドの「レクサス」の、乗用車LSやISをはじめ
多目的スポーツ車(SUV)「ランドクルーザー」
ミニバンの「アルファード」「ヴェルファイア」などが減産の対象となるようです。
最近では、トヨタだけに限らず
世界の自動車メーカーが半導体不足の長びく影響を受けており
生産の遅れが言われているところですが
ここにコロナの影響も合わさってくると
新車購入を検討している方にとっては
納車日が気になるところではないでしょうか。
引き続き注目が必要かもしれません。